今回は「一人旅がなぜつまらないか」についての記事です。
「一人旅はつまらないから行かない」という人は根強くいます。
ひとり旅を推しているぼくとしては、なぜそう思うか考えてみました。
この記事では
- 一人旅がつまらなく感じる理由とぼくの感想
- 一人旅の良いところ
を紹介していきます。
1.ひとり旅がつまらなく感じる理由

1-1.共有・共感できない(騒げない)
美味しいものを食べたとき、絶景を見たとき、楽しい・おもしろいことがあったときにそれを共有・共感できる相手がいない。
美味しいものを食べたときも、基本無言でパクパク食べていくだけですしね(笑)
また騒ぎたいのに騒げないという人もいるようです。
ひとりで絶叫するのは恥ずかしい、学生みたいなノリを楽しむにはひとりでは難しいということですね。
1-1-1.感想
…何歳まで学生ノリやりたいんでしょうか?
それはおいといて(笑)
これは理解できます。
その場で共感できるとテンション上がってきますし、楽しいですよね。
ひとり旅とは関係ないですが、グループがテンション上がってるのを横から見ると、ほほ笑ましい、もしくは邪魔です。
テンション上がりすぎて周りが見えていない、うるさい学生もしくはおばちゃんの団体によく出くわします。
何とかしてほしい。
1-2.全部自分で決めるのが面倒
集団の旅行では、みんなで相談もしくは誰かが行先・ホテル・食事などなど決めてくれます。
1人だと全て自分で決めないといけないので、それが面倒に感じる人が多いようです。
情報集めからなので、案外やることありますからねー。
万が一、何かトラブルが起きたときも1人よりも2人以上のほうが心強いです。
1-2-1.感想
ひとり旅のメリット「自由」の裏返しですね。
これは仕方なし。
まぁ何もならない人は何もしないので、そこに腹立つこともあるけどね。
というか、このデメリット上げる人は何もしない人じゃないの?(笑)
1-3.何かと料金が高くなる
お宿、タクシー代、レンタカー代、ツアー料金などなど、ひとり旅では2人以上で旅行する時より料金が割高になります。
2人以上だと、レンタカーやタクシーは割り勘にできますよね。
これがでかい。
割り勘にできたらレンタカーにするのになーって時があります。
お宿やツアーは1人の時より割安になります。
1-3-1.感想
わかる。
コレぼくも嫌なところ。
ただ交通費は集団では使いづらい方法(高速バス・夜行バス・ヒッチハイクなど)、宿泊費はゲストハウスやドミトリー、カプセルを使うなどすれば旅費が大幅に削れます。
特にゲストハウス、ドミトリーはひとり旅の醍醐味とされていることのひとつです。
1-4.自分の価値観でしか行動できない
ひとり旅だと自分の好きなところにしか行かないから、世界が広がりません。
一緒に行く人の行きたいところは自分が行かないかもしれないところで、そこで新しい好きなことに出会えるかもしれないというのは、なるほどと思いました。
ひとり旅では多様性がないとも表現されています。
1-4-1.感想
好きなことを突き詰めていくのもひとり旅のおもしろさだと思いますが、それの反対意見ですね。
でも、一緒に旅行するくらい仲いい友達だと、価値観に通ってるんじゃねーの?と思ったりもしますし、すでに共有しているのでは?とも思います。
多様性って使いたいだけなのでは(笑)
1-5.一人だと入れないところがある
たまにですが、お一人様お断りの居酒屋さんやお宿があります。
居酒屋さんの場合は混雑する時間帯なんかにあるかな。
でも居酒屋さん場合は、混雑する時間帯を外していけば、大丈夫です。
お宿の場合は365日、すべてNGというお宿があります。
旅館がそんな感じです。
具体的には東北の銀山温泉をじゃらんで宿泊人数1人で検索すると、宿がひとつも出てきません。
日付未定でもです。
1-5-1.感想
居酒屋は時間と曜日に気を付ければ、まぁ大丈夫。
もしそれでダメならその店には行かないようにしましょう(笑)
お宿の場合はどうしようもありません。
場所を変えるか、誰かを連れていくかしかありません。
おひとり様お断りでも、予約埋まるんでしょうね。
あー悲し。
1-6.周りの目が気になる、寂しい
ひとりで観光地にいる、ひとりでご飯を食べている、ということに抵抗がある。
恥ずかしい。寂しい。
1-6-1.感想
誰もこっちを見ていないから心配無用です(笑)
もしこれが理由でひとり旅をしないなら、もったいないので、一度行ってみましょう。
というか、こういう風に思ってる人はひとり旅してる人をそういう風に見てるということですかね?
クソが。
2.ひとり旅の良いところはなんでしょね

このままだと、ひとり旅のつまらないところとぼくの性格の悪さだけがこの記事て伝わってしまいますので、つまらない原因に対しての良いところを並べていきます。
各項での感想でも触れてるけどね(^_^;)
2-1.満足するまで噛みしめられる
その場で共感・共有できないというのは、他人のペースに合わせなくて済むということでもあります。
満足するまで景色を堪能したり、ゆっくりご飯を食べることができます。
ぼくは旅行中に写真をよく撮っていますが、連れがいると気を使って、満足するまでというよりそこそこで終わらせます。
1人なら、周りへの気づかえを忘れなければ、こだわって満足いくまで撮っていられます。
2-2.自分で決めることで自己肯定感が高まる
自分で決め、やりきることで自己肯定感が高まります。
自己肯定感は自分をどれだけ肯定的に捉えているかということです。
自分で旅程を計画して、一人旅をすることで、ポジティブになっていくということですね。
面倒といえばそうなりますが、自分の内面をポジティブに持っていける機会をみすみす逃すのはもったいないです。
自分がポジティブな人間ではない、もしくは最近ネガティブになってしまっているという人は一人旅をしてみることをおすすめします。
2-3.旅費が削れるところもあるよ
「何かと料金が高くなる」は感想でも書いていますが、一人だからこそ削れる旅費があります。
交通費は高速バス・夜行バス・ヒッチハイク、宿代はゲストハウス、ドミトリー、カプセルホテルで削れます。
2-4.飽きるまで突き詰めればいい
そもそも自分の価値観でしか行動できないというのが、悪いとも思いません。
飽きるまで突き詰めていけばいいでしょ。
聖地巡礼したければすればいいし、食い倒れの旅をしたければすればいいです。
自分と向き合うことができるのもひとり旅のいいところです。
価値観の相違なんって普段から感じてるでしょ(笑)
2-5.一人である利点をもっと活かせば?
「一人では入れないところがある」は感想で書いた通り、居酒屋は時間・曜日を考えれば、大抵大丈夫。
どうしても無理な場合は、行かないリストに加えましょう(笑)
宿に関してはどうしようもできないので、もっといい宿を探すか、リア充化してからのお楽しみにしましょう。
他の人と一緒だと泊まりづらいゲストハウス、ドミトリー、カプセルホテルなどの安い宿に泊まって、他にお金をかけるのもありです。
ゲストハウス、ドミトリーで連れを見つけるという手もアリです(笑)
2-6.逆に出会いを探してみては?
「周りの目が気になる」これも感想で触れていますが、誰もこちらを見ていません。
見たとしても2秒で忘れます。
気にするだけ無駄です。
それでも寂しい人は逆に出会いを探してみてはどうでしょう?
ゲストハウス、ドミトリーなどの宿、現地のツアーなどで同じようなひとり旅をしている人と仲良くなってみましょう。
出会い目的でひとり旅している人もいるので、案外大丈夫だったりしますよ。
ただし、拒絶されたらすぐ引いてね(笑)
まとめ|一人旅はいいぞ

一人旅にも誰かとの旅行にも、良いところはあるんで、つまんないなんてこと言わないで、一人旅してみませんか?
一人旅つまんないと思うのは、誰かとの旅行のいい部分に目が行き過ぎていて、一人旅のいいところに目が向いていません。
自分と向き合うことができることも一人旅のいいところです。
元日本代表主将・長谷部誠選手も著書「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)」で、年に一度はひとり温泉で自分の心と体のメンテナンスをするとおっしゃっています。
「これからすべての旅行を一人旅に!」なんて、極端なことを言っているわけではありません。
つまらないと毛嫌いするのではなく、一人旅と誰かとの旅行、どちらも楽しんでみませんか?
そんな感じでおわりです!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)