10月1日から、Go To トラベルキャンペーンの第2弾として、「地域共通クーポン」の発行が始まりました。
ですが、
などと疑問をお持ちではないでしょうか?
そこでこの記事では、Go To トラベルの「地域共通クーポン」について、わかりやすく説明します。
具体的には
- 地域共通クーポンの概要
- 地域共通クーポンの使い方
- 地域共通クーポンの使えるお店の探し方
についてです。
「地域共通クーポンはよくわからない」、という方は、画像を入れて紹介していきますので、ぜひご一読ください。
地域共通クーポンとは?

地域共通クーポンは、国の行っている観光需要喚起事業「Go To トラベルキャンペーン」の一環で、発行されているクーポンです。
旅行代金の15%相当分をクーポンとして付与します。
クーポンの利用先は、旅行先の都道府県と隣接の都道府県を利用エリアとし、対象店舗・施設で食事や買い物、観光施設、体験などの支払いに利用できます。
クーポンは10月1日以降出発の旅行に対して発行されており、10月1日より前に予約した旅行も対象です。
地域共通クーポンの支援額はいくら?
地域共通クーポンは旅行代金の15%相当分をクーポンとして発行します。
クーポンは1枚1,000円として発行され、お釣りは出ません。
また、1,000円未満の端数は四捨五入となります。
例えば旅行代金1万円なら、1万円×15%=1,500円。1,000円未満の500円部分が四捨五入され、発行されるクーポンは2,000円分です。
ただし、旅行代金の15%が499円以下の場合、地域共通クーポンは付与されません。
あまりにも安い宿泊施設を利用すると、旅行代金割引の35%のみとなりますので、注意してください。
次に地域共通クーポンの付与上限についてです。
付与の上限は1泊につにき6,000円、日帰りは3,000円となっています。
ただ、Go To トラベルキャンペーンには利用回数制限がないため、2泊したら1万2,000円、10泊したら6万円が上限と、宿泊するほど多くなります。
地域共通クーポンの利用期間はあるの?
地域共通クーポンの利用期間は旅行期間中のみです。
- 宿泊旅行の場合:宿泊日とその翌日
- 日帰り旅行の場合:旅行当日
紙クーポンを宿泊施設で受け取られる場合、実質翌日しか使えないという方もいると思います。
旅行代金が高額の場合、受け取るクーポンも高額になります。利用間内に使い切れるように、事前にお店を決めておくのがおすすめです。
地域共通クーポンどこで配布されるの?
地域共通クーポンの配布パターンは以下の3つになります。
- 宿泊予約サイトで予約:宿泊施設で紙クーポンを受け取る。もしくはWeb上で電子クーポンを取得
- 旅行代理店で予約:予約完了後に旅行代理店で紙クーポンを受け取る
- 宿泊施設の公式サイト予約:宿泊施設で紙クーポンを受け取る
配布される地域共通クーポンは「紙クーポン」と「電子クーポン」のどちらかです。
紙クーポンの配布が多いですが、宿泊予約サイトによっては、電子クーポンのみのサイトもあります。
電子クーポンの取得方法は、予約確認メールに電子クーポンサイト(クーポン発行画面)のURLが添付されています。発行画面にて、必要事項を入力すると、クーポンを取得できます。
ちなみに対象店舗で利用できる地域共通クーポンは
- 紙クーポンのみOK
- 電子クーポンのみOK
- 紙クーポンと電子クーポン両方OK
と、店舗により異なります。
利用予定のお店が、どのクーポンを使えるのか、事前に確認するのがおすすめです。
利用対象店舗・施設では、紙クーポンのみの店舗・施設が多くあります。
紙クーポンか、電子クーポンかを選べるなら、紙クーポンを選ぶのがおすすめです。
地域共通クーポンはどうやって使うの?
地域共通クーポンは利用可能店舗にて、支払いに利用できます。
紙クーポンの場合は、金券と同じように会計時に手渡すだけです。
電子クーポンの場合は、利用可能店舗のQRコードを読み取り、店員に確認の上、ボタンを「利用済み」に変更します。
利用済み画面を店員に提示して、支払い完了です。
支払いの不足分は、現金やクレジットカードなど、店舗で利用できる支払方法で決済となります。
地域共通クーポンはどこで使えるの?
地域共通クーポンを利用できるエリアは、旅行先の都道府県と隣接する都道府県に限られています。
利用エリアはクーポンの左下に記載されています。

事前に隣接する都道府県を知りたい方は、Go To トラベル事業公式サイトの「地域共通クーポンの利用エリアにおける「隣接する都道府県」」にて確認可能です。
次に対象店舗・施設です。
地域共通クーポンはGo To トラベル事務局で事業者登録を受けた店舗・施設で利用できます。
対象店舗では以下のポスターやステッカーなどが表示されています。
事前に対象店舗・施設を探す場合は、Go To トラベル事務局公式サイトにある「取扱店舗検索マップ」を利用してください。

地名検索で場所を指定して、飲食店や観光施設などで絞り込んでいくと、店舗・施設が探しやすいです。
店舗・施設のアイコンをクリックすると、店舗名・施設名や利用できるクーポンの種類などが表示されます。

上の画像では、紙クーポン・電子クーポン両方のアイコンが表示されていますが、VISARA渋谷店では、どちらのクーポンも利用できるからです。
例えば、電子クーポンを利用できない店舗では、電子クーポンのアイコンは表示されません。

地域共通クーポンを使えないもの
地域共通クーポンは、さまざまな商品やサービスに利用できますが、利用できないものがあります。
- 行政機関への支払い:税金や社会保険料、宝くじ、公営競技など
- 日常生活における継続的な支払い:家賃や光熱費、電話料金、NHK放送受信料など
- 換金性の高いものの購入:金券やプリペイドカード、電子マネーへのチャージ、株式などの金融商品など
- その他:エリア外での利用、宿泊代金、各種サービスのキャンセル料など
地域共通クーポンは、観光地での消費を喚起するという趣旨の支援策ですので、以上のものには利用できません。
詳しく知りたい方は、事業公式サイトの「地域共通クーポンの利用対象にならない商品等」をご確認ください。
まとめ|地域共通クーポンで、お得に旅行を充実させよう!
以上、地域共通クーポンについて、紹介しました。
最後にこの記事のポイントを振り返りましょう。
- 地域共通クーポンは旅行代金の15%相当分を付与
- 利用期間は宿泊の場合は宿泊日と翌日、日帰りは旅行当日
- 受け取り方法は、予約した事業者により異なる
- 利用エリアは旅行先の都道府県と、隣接する都道府県
- 利用可能店舗・施設は「取扱店舗検索マップ」を利用して探すと良い
あと、地域共通クーポンは、紙クーポンで受け取るのがおすすめです。
電子クーポンで受け取り、使う場所が全然見つからずに困った、という話も聞きます。
もし電子クーポンで受け取るなら、事前に取扱店舗検索マップで利用する店舗を見つけておくと、困ることはないと思います。
電子クーポンでしか配布してない宿泊予約サイトもあるので、紙クーポンで受け取りたい方は、注意しましょう。
Go To トラベルキャンペーンは10月1日より35%の旅行代金割引に加えて、地域共通クーポンが開始されました。
予算がまだまだあると報道があったため、しばらくは支援が継続しますが、予算が尽きると終わってしまいます。
東京も追加され、利用も加速していくと思いますので、Go To トラベルキャンペーンがあるうちに、利用を検討してみるのがおすすめです。
Go To トラベルキャンペーンについては以下の記事にて、紹介していますので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。

以上になります!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)
こんにちは
なるほど
あまりよくわかっていなかったので参考になりました
そして一泊二食付きの高級ホテルに泊まると クーポンも高額になるけど使い道がそんなにないかも ですね(;’∀’)
GOTO 使って今までにない高いところに泊まって 贅沢三昧だ!!!とか考えていましたが ちょっと冷静になってみます
ありがとうございました
ことぶきさん、コメントありがとうございます!
そうですね(^_^;)
地域共通クーポンを「使いたい!」と思える場所が旅行先にあれば良いのですが、ないと使い切るのに苦労するかもしれません。
コンビニや家電量販店で、頑張って使い切ってるという話も聞きますので。
1泊2食付きなら、ランチを奮発してみると良いかもしれません!
ブランド牛のお店だと、ランチでも結構高いので、昼も夜も贅沢です(・∀・)
観光施設で使える場所もあるので、事前に探してみて下さい!
記事を読んでいただき、ありがとうございました!