古宮土壇は奈良県明日香村にある推古天皇時代の庭園跡です。秋には、彼岸花が咲く名所として「古宮土壇」知られています。
この記事では、古宮土壇の彼岸花について紹介します。彼岸花の見頃時期や古宮土壇へのアクセス・駐車場情報などを解説するので、古宮土壇へ彼岸花を見に行ってみたいという方はぜひご覧ください。
古宮土壇の基本情報
「古宮土壇(ふるみやどだん)」は、奈良県明日香村に位置する土壇(土を盛って築いた壇のこと)です。推古天皇時代の庭園跡で、現在は田んぼの中に1本の木が立っています。
撮影スポットとしても知られており、特に春の田んぼに水がはられた時期と秋の彼岸花が見頃になる時期が人気です。
奥に夕陽が沈んでいく構図が人気で、夕方には多くのカメラマンが三脚を並べます。
春の田んぼに水がはられる時期には、星を撮影するカメラマンもいるようです。
住所 | 奈良県明日香村豊浦(地図) |
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TEL | ー |
料金 | 無料 |
時間 | 散策自由 |
休日 | 無休 |
公式サイト | ー |
古宮土壇の彼岸花|9月中旬~下旬が見頃
- 例年見頃:9月中旬~下旬
- 開花情報:X(旧Twitter)検索(彼岸花 古宮土壇)
夏が終わり、少し肌寒い気候になると彼岸花が咲き始めます。
古宮土壇では、例年9月中旬~下旬が見頃です。
見頃になると、田んぼの畦道に沿って西に向かって彼岸花の赤い筋が伸びる様子を撮影できます。
特に、夕陽と彼岸花を一緒に撮影する構図が人気です!
見頃時期の夕方ごろには、平日でも多くのカメラマンが三脚を並べるほどで、良いポジションで撮影したい方は、早めに訪れるのがおすすめです。
なお、自治体などで開花情報を発信している媒体がないので、X(旧Twitter)などのSNSでリアルタイムな情報を検索してから訪れてください。
古宮土壇で撮影したときの様子と注意点
上の写真は平日夕方の古宮土壇です。ぼくは日の入り時間(18時くら)の約1時間前の到着と、少し遅かったので、既にたくさんのカメラマンでにぎわっていました。
その場にいた方に話を聞くと「14時ごろに来た」と言っていたので、良い場所に三脚を据えたい方は、平日でも早い時間に来る必要があるようです。
ただ、夕焼けの時間になると前に陣取っていたカメラマンの方々がちょくちょく場所を交代してくださったので、手持ちですが良い場所で撮影できました。
マナーや周囲への気遣いは大事だと改めて感じました
ただ、中には三脚の脚を田んぼにつっこんだり、田んぼの端に足で踏み入ったりするカメラマンがいたのが残念でした。
注意されて逃げていきましたが、こういう人が原因で彼岸花が見れる場所が減っていくので、撮影するにしても鑑賞するにしてもマナーを守りたいところです。
とはいえ、ほとんどの方はマナーが良かったので、撮影自体は気持ちよくできました!
古宮土壇へのアクセス・駐車場情報
公共交通機関 | ◯近鉄「橿原神宮前駅」から徒歩約25分 ◯近鉄「橿原神宮前駅」から奈良交通バスに乗車 ー「豊浦駐車場」バス停下車すぐ |
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車 | 京阪奈自動車道「橿原高田IC」より約15分 |
駐車場 | 豊浦駐車場:1台500円 |
地図
電車・バス|近鉄「橿原神宮前駅」が最寄り駅
最寄り駅は近鉄「橿原神宮前駅」です。駅から古宮土壇までは「バス」または「徒歩」でアクセスできます。
徒歩の場合は約27分かかります。ほぼ道なりに進んでいくだけなので、迷うことはないかと思います。
それなりに時間がかかりますし、途中坂道もあるので、歩きやすい履物で訪れるのがおすすめです。
車・駐車場
駐車場は古宮土壇のすぐ近くにある豊浦駐車場を利用できます。
駐車料金は1台500円です。大型10台、普通30台収容できます。平日なら問題なさそうですが、休日は満車になるかと思います。
満車の場合は、徒歩5分ほど離れた場所にある甘樫丘の駐車場(1台500円)を利用するのがおすすめです。
まとめ|古宮土壇の彼岸花はいいぞ
古宮土壇の彼岸花について紹介しました。
古宮土壇は奈良県明日香村にある彼岸花の名所。彼岸花が田んぼの畦道に沿って、咲く景観が印象的です。
特に彼岸花と夕焼けのコラボレーションが人気で、見頃の時期には多くのカメラマンが訪れています。
まだ訪れたことのない方は、ぜひ一度は鑑賞や撮影に行ってみてください。