この記事では京都のあじさい寺「岩船寺(がんせんじ)」をご紹介します。
岩船寺は京都府木津川市にある古刹。境内には四季折々の花が咲き誇る花のお寺として知られています。特にあじさいが人気で、見頃を迎える6月には多くの参拝客が訪れる、あじさいの名所です。
この記事では岩船寺のあじさいの見頃や写真、アクセスなどを紹介します。
岩船寺の基本情報
岩船寺は、720年に聖武天皇の勅願で行基が阿弥陀堂を建立したのが始まりといわれる真言律宗の山寺。阿弥陀如来坐像や普賢菩薩騎象像、三重塔などの重要文化財をはじめとした多くの寺宝が残っています。
また、岩船寺は「あじさい寺」とも呼ばれるあじさいの名所。関西花の寺二十五ヶ所の第15番にも選ばれており、あじさい以外にも桜やツツジ、紅葉など、四季折々の花が楽しめます。
住所 | 京都府木津川市加茂町岩船寺上ノ門43(地図) |
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TEL | 0774-76-3390 |
拝観時間 | 3月~11月:8時30分~17時 12月~2月:9時~16時 |
入山拝観志納料 | 大人500円 中高生400円 小学生200円 |
公式サイト | 岩船寺公式ホームページ |
岩船寺の紫陽花(あじさい)情報|見頃は6月中旬~7月上旬
岩船寺のあじさいは例年6月上旬~7月上旬が見頃。岩船寺は平地よりも標高が高いため、あじさいの見頃が、平地より1週間ほど遅くなるのが特徴です。
境内のあじさいは約5,000株。岩船寺の境内はそれほど広いわけではないため、あじさいの密度が高く、かなり華やかになります。
開花情報は岩船寺のTwitterかInstagramで確認するのがおすすめです。ほぼ毎日更新されているので、当日もしくは前日の様子を確認しておくと見頃を外すことは少なくなります。
岩船寺のあじさい写真|2021年6月撮影
ここからは岩船寺で撮影した写真をご紹介します。
あじさいは山門に入ってすぐから咲いており、奥に三重塔が見える最初の撮影スポットです。
山門から入って少し進むと、三重塔を背景に、色とりどりのあじさいを撮影できます。
本堂前には、花手水風にあじさいを浮かべた丸い鉢がありました。水に浸かったカラフルなあじさいが瑞々しく、インスタ映えしそうな写真が撮影可能です。
花手水を前景に、三重塔も撮影できました。ここも人が集まるスポットです。
この他にもあじさいは咲いていますが、メインの撮影ポイントはこんな感じ。その他、岩船寺で撮影したあじさいの写真は以下の通りです。
岩船寺へのアクセス・駐車場情報
- JR関西本線「加茂駅」より木津川市コミュニティバス「加茂山の家行き」で約16分、「岩船寺」バス停下車すぐ
- 「JR奈良駅」または「近鉄奈良駅」より奈良交通バス「広岡行き」で約18分、「岩船寺口」バス停下車。徒歩約25分
- 駐車場:あり・300円
電車+バス|JR加茂駅から木津川市コミュニティバス
JR関西本線「加茂駅」より木津川市コミュニティバスを利用します。
「加茂山の家行き」に約16分乗車し、「岩船寺」バス停にて下車。バス停から岩船寺までは徒歩すぐです。
時刻表は木津川市の公式サイトで見られるので、行く前に確認しておくのがおすすめ。本数は1時間に1本程度とそれほど多くありません。
JR奈良駅・近鉄奈良駅から
「JR奈良駅」または「近鉄奈良駅」から行く場合は、奈良交通バス「広岡行き」を利用します。JR奈良駅は西口16番のりばから、近鉄奈良駅は西北出口近くの4番のりばから乗車可能です。
奈良交通バス「広岡行き」に約18分乗車後、「岩船寺口」バス停下車。バス停から岩船寺までは徒歩約25分と少し歩く必要があります。
基本的に坂道なので、歩きやすい靴がおすすめです。
駐車場|岩船寺前に民間駐車場あり
車で行く場合は、岩船寺前に民間駐車場があります。
駐車料金は1台300円です。
正確な収容台数は不明。平日でもそこそこ入っていたので土日祝は混雑すると思います。
岩船寺の紫陽花(あじさい)はいいぞ
以上、岩船寺のあじさいについてご紹介しました。
岩船寺は、コンパクトな境内ながら、印象的なあじさいの景観を楽しめる、おすすめのあじさい寺です。SNS等で人気があるため、休日は混雑すると思いますが、撮影でも散策でも十分に楽しめます。
山寺なので、アクセスがそこまで良くないのが難点ですが、ぜひ一度は行ってみるのがおすすめです。
以上になります!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)