今回は奈良県の絶景「野迫川村の雲海」についてです。
野迫川村は奈良県の自治体で最も人口が少ない小さな村。
奈良県南西部の山深い村で、数ある雲海スポットの中でも一年を通して雲海が見られる雲海の名所として知られています。
この記事では
- 野迫川村の雲海が見やすい時期
- 野迫川村の雲海スポット
- 野迫川村へのアクセス・駐車場情報
を紹介していきます。
野迫川村の雲海っていつ見られるの?|季節の変わり目がおすすめ
先述の通り、野迫川村では一年中雲海が見ることができます。
ですが雲海が出やすい時期もあって、特に6月上旬~7月上旬、9月下旬~11月下旬が雲海の出やすい時期にあたります。
6月上旬~7月上旬、9月下旬~11月下旬は湿度が高く放射冷却の強い無風の日が多くなり、雲海が発生しやすくなるからです。
とはいえ雲海は毎日発生するわけではありません。
せっかく野迫川村まで前日の夜から行ったのに、
「雲海は発生しませんでした!」
なんてことになると悲劇です。
そこでおすすめなのが雲海出現NAVI。
こんな感じで次の週末に雲海が出現する確率を予報してくれます。
週末限定ではありますが、ある程度雲海が見られる可能性が高い日に行くことができるので、ぜひ活用させてもらいましょう。
野迫川村の雲海スポットはどこ?|スポットはたくさんあるよ
野迫川村には雲海のビュースポットがいくつかあり、上の画像の看板が立っています。
景勝地として有名なのは
- 立里荒神社
- 県道53号線天狗木峠周辺
- 県道733号線
- 高野辻休憩所
以上4ヶ所が有名で、多くの場所から雲海を楽しめます。
※他にもあったらメールやDMで教えて下さい!
1.立里荒神社
最も有名なのが「立里荒神社」。
標高1260mを誇る荒神岳山頂に鎮座する神社で、境内から雲海を見下ろすことができます。
「一の鳥居をくぐった左手側」と「祈祷殿前」が立里荒神社での雲海スポットです。
立里荒神社には無料で駐車できる広い駐車場があり、よほど混雑しない限りは駐車可能。
立里荒神社には南海りんかんバスの停留所もあり、比較的アクセスする人が多い印象です。
2.県道53号道路天狗木峠周辺
ぼくが行ったのはこの「県道53号線天狗木峠近く」の雲海景勝地。
道路から谷を覆う雲海を見下ろします。
この記事の雲海の写真は全て県道53号線天狗木峠周辺から撮影したものです。
近くに駐車場はありませんが車が2~3台駐車できるスペースがあり、そこに駐車しました。
3.県道733号線
「県道733号線」の雲海景勝地はGoogleマップにも掲載されているので、Googleマップのナビを使えば迷わず到着できると思います。
駐車場はありませんが、路肩に何台か駐車可能です。
4.高野辻休憩所
最後に「高野辻休憩所」です。
ここもGoogleマップに掲載されているので、迷うことは少ないと思います。
10台ほど駐車できるスペースがあり、谷に向かって車を停めると車に乗ったまま雲海を眺めることも可能です。
高野辻休憩所にはライブカメラが設置されているので、画面越しに雲海を見ることもできますよ(・∀・)
野迫川村へのアクセス・駐車場情報
- 車:五條ICから野迫川村までは約40㎞・約1時間30分
- 駐車場:村内各所にあり
- バス①:五條バスセンター・五条駅から奈良交通バスにて約1時間。「小代下」バス停にて村営バスに乗り換え
- バス②:高野山ケーブルカー「高野山駅」から南海りんかんバスにて約1時間
車|すれ違えない道もあるよ
雲海を見るなら車が必須。
野迫川村までは公共交通機関でも行けなくはないですが、時間帯的には車がないと不便です。
雲海が見れるポイントまで歩くのもなかなか厳しいです。
車で行く場合、基本的には舗装された道路ですが、途中道が狭いところがよくあります。
特に和歌山県橋本市方面から行く場合は道が狭いところがあったり、石や木が転がっていたりと、運転には注意が必要です。
ちなみにぼくが行った時は橋本市方面からで、結構きつかったです💦
駐車場は村内各所に点在しており、「立里荒神社」では無料で駐車可能です。
ただし路上駐車するしかない雲海景勝地がほとんどで
- 県道53号線天狗木峠周辺
- 県道733号線
- 高野辻休憩所
では路上駐車になります。
公共交通機関|バスでのアクセスのみ
もし公共交通機関を使うなら野迫川村へはバスが運行しています。
以上2通りの方法で野迫川村内にアクセス可能。
高野山駅から出ている高野山スカイライン急行バス・立里線に乗車すると雲海スポットでもある立里荒神社までアクセスできます。
高野山・立里荒神きっぷというお得なきっぷも販売しているので、可能なら高野山方面からアクセスするのがいいでしょう。
- 【きっぷの内容】
⇒電車割引往復乗車券:南海電鉄 発売駅⇔高野山駅
⇒急行バス割引往復乗車券:南海りんかんバス 高野山駅前⇔立里荒神前 - 【有効期限】2日間
- 【発売額】(例なんば駅から)
⇒通常 大人5,380円⇒4,580円
⇒こうや往路(片道)特急券付き 大人6,170円⇒5,130円 - 【詳細ページ】高野山・立里荒神きっぷ
バスの運行本数は1日2便で、2便目は予約制です。(時刻表はこちら)
空きがあれば当日でも乗車できますので、乗車したい場合は南海りんかんバス高野山営業所(0736-56-2250)に問い合わせてみてください。
バスの紹介はしましたが、本数が少なく、村内での移動がかなり大変なので、車でアクセスするのがおすすめです。
まとめ|野迫川村の雲海はいいぞ
以上、野迫川村の雲海について紹介しました。
野迫川村は一年中雲海が見られる雲海の名所です。
特に初夏と秋に雲海が発生しやすくなるので、雲海発生NAVIを参考にぜひ一度見に行ってみてください。
雄大で広大な絶景に心が動くこと間違いなしです(*^^*)
アクセスには車が必須で、運転しづらい道路もありますが、がんばる価値はありますよ(・∀・)
そんな感じで終わりです!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)