今回の記事は「熊野那智大社・大門坂」についての記事です。
普段は車で熊野那智大社まで直行しますが、今回は熊野古道の一部「大門坂」を上りました。
日本三大古道の一つ、熊野古道を通る大門坂は、熊野詣で栄えた当時の面影を特に美しく残しており、聖地「那智山」へと全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続きます。
この記事では「大門坂へのアクセス」と「大門坂から熊野那智大社までの道中」の様子を写真を交えてで紹介します。
ちなみに大門坂入口から那智山駐車場まで約24分かかりました。
大門坂へのアクセス
自動車|大門坂駐車場
自動車で行かれる方は、大門坂手前の「大門坂駐車場」に車を停めましょう。
大門坂駐車場から大門坂の入口までは徒歩で約4分になります。
100台駐車可能な大きな駐車場ですので、初詣などの特別なイベント時以外はたいてい駐車できます。
ぼくが行ったのは1月下旬の土曜お昼ごろでしたが、ガラガラでした。
駐車料金は無料なので、ゆっくり参拝しても大丈夫ですよ(*^^*)
公共交通機関|駅から徒歩orバス
最寄駅はJR那智駅です。
那智駅からはバス、もしくは徒歩で大門坂に向かいます。
バス
那智駅からは那智山方面行きのバスに乗ります。
本数は1時間に1本程度。
那智駅~大門坂の料金は
- 大人:340円
- 小児:170円
となります。
大門坂バス停は大門坂駐車場とほぼ同じ場所で、大門坂の入口までは徒歩約4分です。
またこのバスは紀伊勝浦駅から出ているので、紀伊勝浦で宿泊、下車の人は紀伊勝浦駅からバスに乗る方がいい場合もあります。
詳しくはこちら
>>熊野交通株式会社|乗合バス|時刻表、運賃表
徒歩
那智駅から徒歩で大門坂に向かうと、約1時間3分で入口に到着します。
熊野古道体験の一環で、駅からがっつり歩く人も案外いるんですよ。
ゆるく上り坂を歩くことになるので、大門坂駐車場の手前にある「那智ねぼけ堂」や道中のカフェなどで休憩するといいですよ。
帰りはバスを使う人も多い
ちょっと熊野古道を体験したいという人は、大門坂を徒歩で登り、帰りはバスを使うのもおすすめです。
車で来ている人はちょっともったいなく感じるかもしれませんが、体力と時間を30分くらい節約できます。
まぁバスの時間に合うかどうかにもよりますが(^_^;)
無理して歩くと帰りに怪我するをかもしれませんので、帰りにバスというのも検討してみてください。
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【旅行記】大門坂を歩いて熊野那智大社へ
さてここからは実際に歩いた大門坂の様子です。
普段はボッチですが、このあたりは地元から近いので、親と一緒に車で来て、大門坂手前でひとり車を降ろされました。
結局ボッチ(^_^;)
大門坂石碑(入口)~大門坂茶屋
▼ここからスタート(11時22分)
▼大門坂石碑
最初は道が舗装されています。
民家も見えるので、生活道路にもなっている感じですね。
この分かれ道は左。鳥居の方へ。
▼鳥居手前には、和歌山の偉人「南方熊楠」が滞在した旅館跡が
ごめんなさい、入ってないです(^_^;)
この鳥居を過ぎたあたりから、石畳の道になっていきます。
▼鳥居をくぐったところにあった案内図
那智大社まで約1.2km。
坂道だからちょっと長く感じます💦
先程の案内図から徒歩すぐの場所に「大門坂茶屋」というお店があります。
大門坂茶屋では平安衣装着付が体験できるそうです。
料金は
- 夫婦杉周辺散策:2,000円
- 那智大社周辺散策:3,000円
着付け時間5分で、男性衣装や子供衣装もあるそうです。
下のブログ記事がかなり詳しく着付体験をレポートしているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてください。
>>「大門坂茶屋」で変身!平安衣装体験 日本国内/和歌山特派員ブログ | 地球の歩き方
夫婦杉~多富気王子~那智山駐車場
さて大門坂茶屋を過ぎると、「夫婦杉」が見えてきます。
▼夫婦杉(11時27分)
ドン!とでかい。
ここから石畳の階段に左右に木や竹が立ち並び、本格的に熊野古道っぽくなります。
足元に注意して歩かないと、足首がグキッと行きそうになります(^_^;)
▼多富気王子跡(11時29分)
夫婦杉から少し歩くと多富気王子跡が見えてきます。
熊野古道たくさんの王子社が点在していて、この多富気王子はその最後の社になります。
王子社とは、熊野の神様の御子神(ミコガミ)が祀られているところであり、参詣者の休憩所でもありました。
さらに歩いていきます。
車道との合流点がありました。
ここで車と合流したりするのかな?
ちょうどカーブだし、危ないかな?
▼まだまだ長い階段が続きます。
なんか熊野古道を歩いてるって気分になります(*^^*)
▼十一文関跡(11時37分)
昔、通行税を取ったところです。
今はベンチが置かれた休憩所になってます。
途中で変な切り株?が
海外の人に「ここに入ったところを写真撮って」と頼まれました(笑)
ここを上るといよいよ
大門坂終了です!(11時43分)
大門坂みたし茶屋という表示がありますが、どこに茶屋が?(笑)
ただベンチがあるだけで、茶屋らしきものは影も形もありませんでした(^_^;)
▼大門坂解説板はありました。
あとは那智山への参拝道、那智山駐車場まで歩いていきます。
右巡礼道
右巡礼道なので、写真に写っている看板の矢印とは逆方向に進みます。
左に行けば茶屋があったのかな?
もうここからの道は舗装されてます。
この階段を登ると
那智山駐車場前に出ます!(11時46分)
那智山駐車場前まで来ると、食事処やお土産屋さんが多く立ち並んでいます。
一度休憩してもいいですし、そのまま参拝道を突き進んで熊野那智大社へ行ってもいいでしょう。
熊野那智大社まではまた急な階段をのぼることになるので、自身がない方は休憩するのがおすすめです。
ぼくは車で先に上まで登った家族が急かすので、一気に熊野那智大社まで上ってしまいました。
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まとめ|大門坂はいいぞ
大門坂を登り切るには約24分かかりました。
大門坂石碑(入口):11時22分
↓
那智大社駐車場:11時46分
一人で写真を撮りながら上り、途中で人を抜いたり抜かれたりしていた感じです。
早い人は20分もあれば登れるでしょうし、ゆっくり上っても30分くらいで考えておけばいいのではないのでしょうか。
このあと熊野那智大社・青岸渡寺・那智の滝と周りましたが、大門坂だけで長くなってしまいましたので、また別で書いていきます。
ちなみに大門坂→那智山・観光→大門坂をすべて徒歩なら3時間は見ておいたほうがいいですよ!
そんな感じで終わりです!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)