今回はSONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」のレビュー記事です。
コードがまったく無い完全ワイヤレスイヤホンで、周囲の音を聞こえづらくしてくれるノイズキャンセリングを搭載しています。
同様の機能を持ったAppleのAirPods Proと並ぶ人気商品です。
ぼくは元々普通のイヤホンからコードが煩わしくてネックバンド型のBluetoothイヤホンに買い替え、もっと持ち運びやすいものがほしくて完全ワイヤレスイヤホンのWF-1000XM3にたどり着きました。
今ではイヤホンには戻りたくないくらい、どこでも快適に音楽を聞けております(・∀・)
この記事ではWF-1000XM3を買った理由と2019年9月末ごろに購入して約8ヶ月使った感想を書いていきます。
WF-1000XM3を選んだ理由と8ヶ月使ってみた感想
まず完全ワイヤレスイヤホンの中でもWF-1000XM3を選んだ理由ですが、AirPodsと比較して以下の3点を重視しました。
- バッテリー持続最大6時間(AirPods Proは4.5時間)
- デザイン
- 音質が良いらしい
以下詳しく書いていきます。
1.バッテリー持続最大6時間⇒現在は4.5時間くらいに
まずバッテリー持続時間が最大で6時間という点が魅力的でした。
AirPods Proは最大4.5時間ですので、1.5時間長いです。
ぼくは仕事中にイヤホンをしていますので、バッテリーの持続時間は重視していました。
「6時間も使わないかな?」とは思っていましたが、使っていくうちに持続時間は減ることは見込まれていたので、長いほうがいいかと。
持続時間が長いほうが充電する回数も減らせるので、手間も少なくなるというメリットもあります。
で、実際に8ヶ月使った今ですが、1回の充電で4.5時間くらいに減りました。
ぼくは連続で3~4時間とか使うのですが、十分ですね。
買った当初は6時間まるまるは使っていませんでしたが、5時間以上は使えていました。
2~3ヶ月経った頃くらいから5時間持たなくなってきて、今では4.5時間くらいです。
ほぼ毎日4~5時間使って、バッテリーが切れたら付属のケースで充電して、さらに4~5時間、毎日合計8~10時間というペースで使用していました。
ここまで使わなければこんなに早く最長充電時間が減っていないんじゃないかな…。
通勤通学程度の使用なら、ここまで減らないと思います。
ヘビーユーザーほど、元のバッテリー持続時間が長いWF-1000XM3がおすすめです。
ちなみに付属ケースに入れると、イヤホンの充電が可能です。
10分の充電で90分の再生ができるようになります。
ぼくはいつも充電が切れたら、30分くらい充電してからまた使っていますが、しっかり4~5時間保ちますよ!
AirPods Proは付属ケースに入れると5分充電で1時間再生可能なので、ケースの充電速度はAirPods Proのほうが上です。
WF-1000XM3もAirPods Proもケース充電を含めて24時間使用可能な点は同等。
ちなみにぼくは2日に1回充電して使っています。
2.デザイン⇒カッコいいよ…!
デザインに関しては大満足です。
AirPods Proとは比較になりません。
AirPods Proはうどんとか言われてるんですよね?
耳からウジ虫が這い出てるように見えますが…。
冗談はさておき、WF-1000XM3は普通のイヤホンと比べるとちょっと大きいので、その点不安はありました。
実際に着けてみると、少し違和感はあったものの、すぐに慣れてしまったので問題なしです。
イヤーピースのサイズも豊富に付属しているので、自分の耳に合ったものが見つかると思います。
AirPods Proはつけ心地が良いと評判で、実際着けてみても違和感がありません。
普通のイヤホンの形とほとんど変わらないから。
ただ慣れてしまえば関係ないので、つけ心地でAirPods Proの方がいいとまでは言えないと思います。
3.音質がいい⇒かなりいい
音質はいいですぞ!
自分が持っているヘッドホンと聴き比べても、遜色はありません。
持っているヘッドホンがハイレゾ対応の有線のヘッドホンなので、さすがに少し低音や音圧が弱いなど、劣る点があるにはありますが、無線接続なので仕方ないです。
AirPods Proとの比較はWF-1000XM3の方がいいです。
何曲も聴き比べたわけではありませんが、聴いてわかるレベルだと思います。
表現が難しいですが、AirPods Proの方がのっぺりと言うか、平坦と言うか、音が少なく感じられました。
音質にこだわるなら、WF-1000XM3がおすすめです。
その他、WF-1000XM3の使ってわかった良いところ
上の3つの他に実際に使ってみていいと思ったところは以下の3つです。
- ノイズキャンセリング機能が優秀
- タッチセンサーで外音取り込み⇒ノーマル⇒ノイキャンと変更可能
- クイックアテンションモードは案外使える
良いところ①ノイズキャンセリング機能が優秀
ノイズキャンセリングはあまり重視していませんでしたが、ハッキリわかるくらい周囲の音が消えます。
さすがに完全とまではいきませんが、音楽をかければ大体は気になりません。
たまにカフェで作業をすることがありますが、作業の没頭することが可能です。
またノイズキャンセリングは周囲の音を減らしてくれるので、それほど音量を上げなくても音楽がよく聞こえます。
耳を酷使せずに済むので、難聴のリスクも下がるのではないかと思います。
良いところ②タッチセンサーで外音取り込み⇒ノーマル⇒ノイキャンと変更可能
WF-1000XM3には左右のイヤホンどちらにもタッチセンサーが付いていて、左のイヤホンのセンサーに触れるたびに
「外音取り込み」
↓
「ノーマル」
↓
「ノイズキャンセリング」
↓
「外音取り込み」
とモードが変わります。
歩行中は「外音取り込み」
↓
カフェでの作業中は「ノイズキャンセリング」
などモード変更が簡単なので重宝しています。
モードの切替を自動でするアクティブサウンドコントロールという機能もありますが、これは人によって好みが分かれると思います。
使用者の状態を自動で判別してモードを自動で切り替えますが、座っている時に少し動くだけで「外音取り込み」に切り替わることもあるので面倒に感じるかもしれません。
アクティブサウンドコントロールはOFFにもできますので、使ってみて、ONにするかOFFにするかを決めるといいでしょう。
ちなみにぼくはOFFです。
ちなみにAirPods ProはSiriを使って声でモードを変えられるようです。
…声出すのは恥ずかしいかな。
良いところ③クイックアテンションモードが案外使える
クイックアテンションモードは左イヤホンのタッチセンサーを長押しすると、音楽の音量が絞られ、周囲の音をマイクで集めて聞きやすくするモードです。
急に話しかけられたときや、コンビニやカフェのレジなどでわざわざイヤホンを外さなくても会話することができます。
周囲でなにかあったときにも把握しやすいですし、案外使います。
ちなみにAirPods Proにはクイックアテンションモードや近い機能はありません。
WF-1000XM3の使ってわかった気になるところ
他に「ここはちょっと気になる」と思ったところは以下の3つです。
- 付属ケースがちょっと分厚い
- PC接続時にちょっと音切れすることがある
- ランニングには向かない
気になるところ①付属ケースがちょっと分厚い
充電できる付属ケースは+18時間充電できるのでめっちゃ良いし、デザインもカッコいいのですが、ちょっと分厚いです。
サイズ自体はそんなに大きくないのですが、スラックスのポケットやワイシャツの胸ポケットに入れると目立ってしまいます。
ジャケットやコート、カバンに入れておけば問題ないですし、デニムやチノパンみたいなパンツならそんなに目立ちません。
気になるところ②PC接続時にちょっと音切れすることがある
PCに自動接続すると、たまにノイズや音切れが入ります。
スマホではほとんど音切れは起きないのですが、PCで作業する時にたまに発生。
一旦接続を切って、もう一度接続すれば解消するのですが、ちょい面倒です。
気になるところ③ランニングには向かない
WF-1000XM3は通勤通学やカフェ、自宅など、一般的な使用シーンを想定されているので、ランニングなどのスポーツ利用には向かないと思います。
使えないというほどではありませんが…。
実際に着けて20~30分ほど走ってみましたが、たまにズレてきているような感覚がありました。
その都度WF-1000XM3を耳に押し込んでいましたが、激しく走る人は落ちるかもしれません。
スポーツ利用を考えている方は同じSONYのWF-SP900がおすすめです。
WF-1000XM3より音質は落ちますが、アークサポーターというパーツで耳から外れにくくできますし、左右のイヤホンをつなげるリーシュコードも付属しています。
防塵防滴で雨だけでなく水中でも使用可能なタフな仕様なので、スポーツ利用する方にピッタリです。
WF-1000XM3を買うなら公式サイトがおすすめ
Amazonや楽天、家電量販店などWF-1000XM3を買える場所はたくさんありますが、おすすめはSONY公式です。
理由は
- ソニーストアの購入特典
- 紛失あんしんサービス
です。
ソニーストアの購入特典|クーポンもあるよ
ソニーストアの購入特典は以下の通りです。
- My Sony ID登録特典 優待クーポン
- 提携カード決済で3%OFF
- 長期保証(3年ベーシック)付属
- 24回払いまで分割手数料0%
1.My Sony ID登録特典 優待クーポン
優待クーポンは新規登録で10%OFFです。
2020年5月18日現在だと価格ドットコムで
2万2,838円が最安値。
ソニーストアでは2万5,880円ですが10%OFFクーポンで2万3,292円。
454円の差額まで縮まります。
上位のサイトは振込か代引の支払い方法しかないので、手数料で逆転するかもしれません。
これが安いと思うかどうかは人にもよると思いますが、ぼくはお得だと思います。
また登録しておくと定期的にクーポンやお買い物券が送られてくるので、ソニー製品が好きな人は特におすすめです。
2.提携カード決済で3%OFF
持っている人は少ないと思いますが、
- Sony Bank WALLET
- SonyCard
以上2つが提携カードで、提携カードで決済をすると3%OFFとなります。
※ぼくは持ってません。
3.長期保証(3年ベーシック)付属
メーカー保証(1年間)と同等の内容で3年間保証する「長期保証(3年ベーシック)」が無料付帯します。
さらに追加料金を支払うと保証期間を5年に延長できたり、保証内容がメーカー保証書範囲以外の破損・水ぬれ・火災に広げられたりもできます。
4.24回払いまで分割手数料0%(※キャンペーン期間中限り)
キャンペーン期間中にクレジット決済24回払いまでの分割手数料が無料になります。
10%OFFを適応したを分割すると
2万3,292円÷24=970.5円(税別)
となり、毎月税込1,070円弱で購入可能です。
※支払い方法で「分割クレジット」を選択した場合のみ使えます。
※分割手数料が0%となる支払回数は対象商品により異なるので、他の商品は商品購入時に確認してください。
紛失あんしんサービス|なくしても片方5,000円で
完全ワイヤレス型ヘッドホンを初めて見たときに思ったのが
「無くしそうだな…」
です。
しかも紛失って保証の対象じゃないですしね…。
そこでおすすめなのが「紛失あんしんサービス」。
1,000円+税で保証対象ではない紛失に対応するサービスで、片方を無くしてしまっても、なくした部分を5,000円+税で提供してもらえます。
左右セットで使うために必要な設定もしてくれるのでおすすめです。
参考:完全ワイヤレス型ヘッドホン 安心サービス
ぼくは紛失あんしんサービス付けていますが、毎回ちゃんとケースにしまえば無くすことはなさそうです。
着けたまま走る人は申し込むのがおすすめ。
まとめ|WF-1000XM3はいいぞ
以上、SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」のレビューでした。
音質が最高で、バッテリーが長持ちするので作業のお供に最適で、デザインがカッコいいので、WF-1000XM3はかなりおすすめです。
Android、iPhoneに関わらず、
- 良い音質で聞きたい
- 長時間バッテリーのイヤホンがいい
という方はWF-1000XM3一択!
スポーツ時に利用したいという方は上でも紹介したWF-SP900がいいでしょう。
ちなみにAirPods Proもとてもいい商品です。
音質が悪いわけではないですし、WF-1000XM3では分厚いケースも小さい。つけ心地もいいし、iPhoneとの連携が簡単とのことなので、iPhoneユーザーは検討してみてもいいと思います。
ぼくはWF-1000XM3推しですがね!