今回は大阪の紅葉名所「牛滝山 大威徳寺」について紹介する記事です。
大威徳寺は大阪府岸和田市にある寺院。大阪府内でも人気の高い紅葉の名所として知られています。
紅葉の最盛期には、京都府の紅葉名所にも劣らないほど見事です。
この記事では大威徳寺の紅葉について紹介します。見頃や見どころ、もみじまつり、アクセス・駐車場情報などを写真をたくさん使って紹介するので、ぜひご覧ください。
牛滝山 大威徳寺の基本情報
「大威徳寺(だいいとくじ)」は大阪府岸和田市の牛滝山に位置する天台宗のお寺。役行者が開創したと伝えられています。
境内の多宝塔は室町時代に建てられたもので、昭和46年に国の重要文化財に指定されました。
境内を含めて、周囲は紅葉の名所として知られています。
開門時間は8時~16時。参拝料は無料です。
住所 | 大阪府岸和田市大沢町1178-1(地図) |
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TEL | 072-423-9486(岸和田市観光課) |
時間 | 8時~16時 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 岸和田市の公式ページ |
大威徳寺の紅葉情報は11月上旬~下旬
大威徳寺の境内を含む牛滝山は、秋にモミジなどが色づく紅葉の名所として有名です。
例年の見頃時期は、11月上旬から11月下旬。
広い境内ではありませんが、その分、見頃には境内全体が赤く色づきます。
大阪府内では特に人気のある紅葉の名所の1つで、紅葉の最盛期には平日・休日にかかわらず、多くの見物客が訪れます。
ただし、見頃情報は公式に配信されていません。TwitterなどのSNSで、リアルタイムの情報を確認してから訪れるのがおすすめです。
見どころは多宝塔周辺
中でも、国の重要文化財に指定されている多宝塔周りの紅葉が見どころ。
多宝塔を囲むように、モミジが色づく景観は見事で、多くの参拝客が写真を撮影しています。
本堂側(北側)から撮影する人がほとんどですが、色々と角度を変えて撮影可能です。紅葉の色づき具合や太陽光の入り方を考慮して、撮影するのがおすすめです。
多宝塔以外にも、山門や入って正面にある階段、鐘楼など、撮影スポットはいくつもあるので、色々と撮影を楽しんでみてください。
三脚は禁止
現地では、いたるところに「三脚のご利用はご遠慮ください」と表示されていました。
紅葉の最盛期には、多くの参拝客が訪れるため、三脚を使うと周囲の邪魔になってしまいます。
撮影に訪れる方は、手持ち撮影でがんばりましょう。
例年11月下旬に牛滝山もみじまつりを開催
明日から三連休!23日には岸和田の牛滝山大威徳寺で<牛滝山もみじまつり>が開催されます。美しい紅葉の下、地酒や地ビール、和菓子、だんじりグッズ等、岸和田らしさ溢れる時間をお過ごし下さい!https://t.co/1gOPN6S8FK pic.twitter.com/5zZbdUpWpR
— 大阪観光局【公式】 (@Osaka_Tabilog) November 20, 2015
牛滝山もみじまつり:例年11月下旬の土日 10時~15時(荒天中止)
※2023年の日程は未発表です。わかり次第追記します。
(2022年は11月19日(土)・20日(日))
また、例年11月下旬には牛滝山もみじまつりが開催され、境内に和菓子や揚げたての野菜の天ぷらのお店などが立ち並びます。
牛滝山もみじまつりは、早朝から並ぶ人もいるほど、境内がたくさんの人たちで賑わう人気のイベントです。
当日は、周辺道路や駐車場が大混雑します。岸和田駅から臨時バスが増便するため、バスで訪れるのがおすすめです。
本堂の奥からはハイキングコース
本堂の奥からは、錦流の瀧までのハイキングコースとなっています。
錦流の滝までは、一の瀧、二の瀧、三の瀧と、3つの滝を見られます。ハイキングコースでも紅葉を見られるため、時間がある方は歩いてみるのがおすすめです。
牛瀧山 大威徳寺は修験道な感じの場所で、昔の修行コースなんかな?ちょっとだけハイキング。川があって滝があって、もうすっかり秋なのに、緑色の青々とした苔がいっぱい。生命力を感じる。 pic.twitter.com/uV3Wx9cJru
— Donald Chu Chu (@donaldchuchu) November 20, 2022
なお、2021年は土砂崩れの影響で、通行止めとなっていましたが、2022年は通行できるようになっていました。
大威徳寺へのアクセス・駐車場情報
電車+バス | 南海本線「岸和田駅」から南海バスに51分乗車 ー「牛滝山」バス停下車後、徒歩約5分 |
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車 | 阪和自動車道「岸和田和泉IC」より約20分 |
駐車場 | 専用駐車場なし ※民間の有料駐車場:500円/1回 |
地図
電車+バス|南海本線「岸和田駅」から南海バスを利用
大威徳寺へ公共交通機関を使ってアクセスするなら、南海本線「岸和田駅」から南海ウイングバス「牛滝山行き」を利用します。
乗り場は①番乗り場。駅から最も離れた乗り場です。
時間帯にもよりますが、早めに並んでおくのがおすすめ。早めにバス停に並ばないと、平日であっても、座れないことがあります。
乗車時間は51分あるので、可能なら座っておくほうがいいでしょう。
また、バスの本数が平日6~7本、土日祝5本と少ないため、発車時刻の確認をしておくのがおすすめです。
1本逃すと、1~2時間以上も待つことになってしまします。時刻表は以下のリンクからご確認ください。
駐車場|専用駐車場はなし
大威徳寺には専用駐車場がありません。
ですが、バス停付近にある民間の有料駐車場に駐車できます。料金は500円/1台です。
この駐車場が満車の場合、少し手前の府道40号線の両脇に民間の有料駐車場があり、同じく500円/1台で駐車できます。
平日であれば、このどちらかで駐車できるかと思いますが、見頃の土日祝日となると、満車になってしまいます。
有料駐車場が満車となった場合は、牛滝温泉の第1駐車場も利用可能です。
牛滝温泉の駐車場は、約300台収容可能。
料金が最初の1時間までは無料、2時間までは200円、以降30分ごとに100円ずつかかります。
大威徳寺の境内は、それほど広くありません。普通に見回るだけなら、2時間もあれば十分だと思います。
駐車場から大威徳寺まで少し歩く必要があるのが注意点ですが、牛滝温泉の駐車場を利用するのが最も安上がりです。
まとめ|大威徳寺の紅葉はいいぞ
以上、牛滝山 大威徳寺の紅葉について紹介しました。
京都や奈良の紅葉の名所と比べるとマイナーですが、小さめの境内を彩る紅葉は一見の価値ありです。
最盛期には多くの見物客が訪れますが、ぜひ一度は訪れてみてください。
以上になります!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)