本記事は奈良のススキの名所「曽爾高原」を紹介します。
曽爾高原は奈良県宇陀郡曽爾村にある高原です。
春から夏には新緑の爽快な風景を見ることができますが、秋のススキが特に人気があります。曽爾高原をススキが覆い、夕暮れの金色のススキが波打つ様子はまさに絶景です。
この記事では曽爾高原の
- ススキ情報(見頃、開花情報など)
- アクセス・駐車場情報
- 曽爾高原の宿泊施設
について紹介します。
曽爾高原とは
曽爾高原は、日本300名山の1つ倶留尊山(くろそやま)から亀山までを結ぶ西麓に広がる高原です。
一面がススキで覆われており、春から夏にかけては青く爽やかなススキの草原が、秋には穂をつけたススキが銀色や黄金色に輝く光景が見られます。
曽爾高原の中央には湿原池「お亀池」があり、池周辺では湿原の珍しい植物を見ることが可能です。
曽爾高原の見どころとススキの見頃時期
夏の青々としたススキ|5月~9月
秋に穂がつき銀色に輝くススキ|9月下旬~11月中旬
夕陽に照らされ黄金色に輝く秋のススキ
曽爾高原山灯り|9月中旬~11月23日
星空と曽爾高原
曽爾高原は星空撮影のスポットとしても
曽爾高原はお亀池周辺が湿原のためか、湿度が高く、レンズがくもりやすいので、注意が必要です。
レンズのくもり対策に有効なレンズヒーターを使っても、くもりを解消できないことも多いので、クリーニングペーパーなどのレンズ表面を拭き取るものも用意しておくのがおすすめです。
曽爾高原へのアクセス・駐車場情報
公共交通機関 | ◯名張駅より三重交通バス「山粕西行」乗車 ー「太良路」下車後、徒歩約55分 ◯名張駅より三重交通バス「曽爾高原行」乗車 ー「曽爾高原」下車後、徒歩約20分(10/1~11/30のみ) |
---|---|
自動車 | 名阪国道針ICより約30km |
駐車場 | 150台・800円/1日 |
地図
公共交通機関
公共交通機関のアクセスは「近鉄名張駅」もしくは「近鉄榛原駅」からのバス利用となります。
近鉄名張駅より
近鉄名張駅からは三重交通バスで
①三重交通バス「山粕西行き」
近鉄名張駅
↓バス37分
太良路バス停
↓徒歩約55分
曽爾高原
もしくは
②三重交通バス「曽爾高原行き」(10/1~11/30のみ)
近鉄名張駅
↓バス47分
曽爾高原バス停
↓徒歩約20分
曽爾高原
この2通りで到着できます。
使うなら②が便利ですが、「曽爾高原行き」のバスは10月1日~11月30日の期間限定の運行で、便数が1日1~2本と少ないのが難点です。
バスの運賃や時刻表などは変更のおそれがあるため、以下の三重交通のホームページにてご確認ください。
▷ 三重交通
榛原駅より
榛原駅からも曽爾村にバスが出ています。
ただし曽爾高原へのバスではなく、曽爾村内の「曽爾村役場前」バス停へ到着するので、下車後は徒歩になります。
具体的には以下のとおりです。
奈良交通バス「曽爾村役場行き」
近鉄榛原駅
↓バス55分
曽爾村役場前バス停
↓徒歩約1時間30分
曽爾高原
ただし、榛原駅発のバスも便数は多くありません。
乗換案内アプリなどでご確認ください。
車・駐車場
車で行く場合、各主要都市からの所要時間は以下の通りです。(Googleマップ調べ)
- 大阪市からは1時間47分(有料区間あり)~2時間13分
- 京都市からは2時間24分(有料区間あり)~2時間29分
- 奈良市からは1時間27分(有料区間あり)
- 津市からは1時間27分(有料区間あり)~1時間31分
駐車場は曽爾高原まで徒歩スグの場所にある野口駐車場の利用がおすすめです。
駐車料金は普通車800円で駐車できます。
収容台数は150台ですが、秋のススキには午前中から満車になることが多いので注意が必要です。
渋滞で待つのが嫌な方は8時より前に行って、駐車場争奪戦に勝利しましょう!
曽爾高原近くの宿は2つ
公共交通機関を利用する方で、曽爾高原の夕景や夜の山灯りを見たい方は、宿泊する必要があります。
曽爾高原付近には宿が2つあるので紹介します。
まとめ|曽爾高原のススキは見ときましょ!
以上、曽爾高原を紹介しました。
曽爾高原は、青く爽やかな春・夏から、稲穂が銀色や黄金色に輝く秋まで、長く楽しめる絶景スポットです。夜には満点の星空を見ることもできます。
アクセスする手段が少ないため、車がない方は訪れるのが大変ですが、一度は訪れてみるのがおすすめです。
その他、関西のススキの名所を下の記事でまとめていますので、こちらも読んでみてください。
そんな感じで終わりです!
秋の旅行やお出かけの参考になれば嬉しいです(*^^*)
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)