和歌山県串本町田原の海岸で冬の風物詩としても知られるのが「田原の海霧」です。
12月~2月ごろの早朝に放射冷却で発生した海霧が朝焼けと相まって、幻想的な景観を見せてくれます。
海霧発生時期には大勢のカメラマンが訪れる絶景スポットです。
この記事では田原の海霧について発生条件や撮影場所、アクセス・駐車場情報などについて紹介します。
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町田原(地図)
- TEL:0735-62-3171(南紀串本観光協会)
- 公式サイト:なし
- 時間:自由
- 休日:無休
- 料金:無料
- アクセス:JR紀伊田原駅より徒歩約10分
- 駐車場:田原海水浴場の駐車場を利用
田原の海霧の出現条件|12~2月の晴れの早朝
- 12月~2月ごろ
- 冷え込みが厳しい晴れの早朝(5℃以下 ※個人的な基準です)
- 風が弱い
田原の海霧は12月~2月の冷え込みの厳しい早朝に発生。
夜間に冷え込んだ大気が海に流れ込み、海水との温度差によって水蒸気が凝結して海霧が立ち込めます。
海霧が発生する具体的な基準は難しいですが、ぼくは晴れの朝で最低気温が他と比べて低い日を選ぶようにしています。朝に晴れていると放射冷却で冷え込みやすいからです。
また風が弱いことも重要です。冷え込みの厳しい晴れの日の早朝であっても、風が強いと海霧が風で散らされるのか、海霧は見れません。
海霧を撮影に行く場合は、天気予報を確認して、なるべく風が弱い日に訪れるのがおすすめです。
もし風の強い日に行くなら、とんでもなく寒いので、防寒対策はしっかりしておきましょう。
田原の海霧の撮影場所
田原の海霧の撮影場所は以下の場所周辺です。
この場所からだと海霧と太陽に加えて海上の奇岩を入れることができます。
撮影場所はかなり開けているので、場所がなくて困ることはほとんどありません。
上の写真のように道路沿いの歩道に三脚を並べて撮影する人が多いです。下の磯にも降りられるので、どこかしらでは撮影できます。
田原へのアクセス・駐車場情報
田原の海霧を見るなら車で行くのがおすすめ。
この時期の日の出時間は6時半~7時で、始発でも紀伊田原駅に6時50分頃着です。
電車だと始発で行っても朝焼け日の出ギリギリ、もしくは太陽が顔を出してしまっています。
車・駐車場|田原海水浴場駐車場を利用
田原の海霧の撮影場所付近には駐車場がないので、田原海水浴場の駐車場を利用してください。
駐車可能台数は約30台で無料で利用できます。 駐車場から撮影場所までは徒歩で約10分です。
朝焼け前からスタンバイすることを考えてもやはり車で行くのがいいでしょう。
ちなみに撮影場所の国道の路肩?路側帯?に駐車できそうなスペースがありますが、そちらへの駐車はおすすめできません。
まぁ、おすすめしてもしなくても、たくさんの車が駐めていますが…。
電車|紀伊田原駅から徒歩約10分
田原の海霧への最寄り駅は「JR紀伊田原駅」です。 紀伊田原駅から撮影場所までは徒歩で約10分で到着できます。
しかし紀伊田原駅へは始発でも早くて7時前着なので、日の出ギリギリもしくは太陽が顔を出している時間です。
そのため車がない・使えない方は、近くの宿に泊まるといいと思います。
海霧の撮影場所近くには「国民宿舎あらふねリゾート」という宿があるので、こちらに宿泊するのがおすすめです。
まとめ|田原の海霧で初日の出を見るのもおすすめ
田原の海霧は冬の時期限定の絶景です。
田原は熊野古道・大辺路の一部ということもあり、「神々の国・熊野の地」の神々しさを感じられます。
冬に見られる絶景なので、条件が揃えば初日の出に訪れてみるのもおすすめです。
また熊野三山「熊野那智大社」も近いので、熊野那智大社に初詣に行き、那智の滝も見に行ってみるのもいいかもしれません。
そんな感じで終わりです!
読んでいただき、
ありがとうございました(*’ω’*)